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AviUtlのすべてのエフェクトについての解説③クリッピング・斜めクリッピング・マスク

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エフェクトについての続きです。

AviUtlのすべてのエフェクトについての解説②発光・閃光・拡散光・グロー・ライト・シャドー(光と影)

エフェクトに関する基本事項は以下を御覧ください。

AviUtl タイムラインの使い方④エフェクトのかけ方

今回はクリッピングについて解説してみます。

クリッピングとは CGなどで、画像の一部だけを表示し、他の部分を表示しないこと。または、画像の一部だけを切り抜くこと(ASCII.jpデジタル用語辞典 )

クリッピング関連エフェクト

クリッピング

クリッピングエフェクトの出し方

クリッピングを選択するとオブジェクトの上下左右を指定した分だけ、切り取ることができますが
選択方法はいくつかあります。

1タイムライン上で右クリックし、「メディアオブジェクトの追加」→「フィルタ効果の追加」→「クリッピング」か

2それで出したオブジェクトの設定ダイアログの+ボタンをクリックして
クリッピングを選択。

上記2つのやり方でタイムラインに挿入された設定ダイアログには4つのパラメーターと「中心の位置を変更」があります。

もう一つクリッピングの出し方があります。
3タイムライン上で右クリックし、「フィルタオブジェクトの追加」→「クリッピング&リサイズ」

ここで出した「クリッピング&リサイズ」の設定ダイアログには「中心の位置を変更」という項目はありません

なので今回は上2つの設定ダイアログにある5つの項目について見ていきます。

クリッピングのやり方

今回は見やすくするために一番上に桃色の背景を付け
その下に画像を置き。
そしてさらにその下にクリッピングエフェクトオブジェクトを置きました。

それが以下の画像です。

クリッピングのオブジェクトの効果はその一つ上の画像にしかかかりません

設定ダイアログのパラメーター

それで設定ダイアログの「中心の位置を変更」にチェックを入れずに
上から順番に4つのパラメーターを左から右・右から左に動かしていきます。

すると画像のみ上→下・下→上・左→右・右→左にクリッピングされていくのがわかると思います。

それでは「中心の位置を変更」にチェックを入れて同じ様に動かした場合はどうなるんでしょう。
中心位置が決まっていますからその中心から見て同クリッピングされるかが示されます。

一例として上→下のパラメーターを動かして見ると。
「中心の位置を変更」にチェックを入れない場合は一方向のみ

チェックを入れた場合には画像は中心を動かないので以下のように切り取られます。

斜めクリッピング

オブジェクトを斜めに切り取ることができます。

先程説明したようにクリッピングの出し方は3つありますが
「斜めクリッピング」は「オブジェクトの追加」からしか呼び出せません。
そこで出てきた設定ダイアログからも呼び出すことが出来ます。

「オブジェクトの追加」から呼び出す場合には以下の様になります。

設定ダイアログのパラメーターは5つあります。

使い方を見ていきましょう。

中心X ・中心Y・角度・ぼかし・幅

中心Xは中心となる部分を左右に移動させます。
Xは角度がゼロのときは反応しません。
なので角度をつけてからXパラメーターを直線移動にして動かしました。

 

中心Yは上下に移動させることができます。
以下は角度をセロにしてYパラメーターを直線移動にして動かしたもの。

角度はクリッピングの境い目の角度を調整します。

ぼかしは境目をぼかすのに使います。

幅はパラメーターが0のときは一つしか出てきませんが。
数値を増やしていくと2つの部分で挟み込みます。
各パラメーターを動かしながら斜めクリッピングをしていきます。

マスク

Aviutlでのマスクはさまざまな形でオブジェクトを切り取ることができるエフェクトのことです。

ちょぅどスポットライトが当たるとそこだけ見えるような感じの演出です。

斜めクリッピングと同様。
「メディアオブジェクトの追加」から選んでいきます。
挿入されたオブジェクトの設定ダイアログは以下です。

三角形のマスクを使ってそれぞれを説明していきます。

元画像

パラメーターが6つとマスクの種類。
それと「マスクの反転」・「元のサイズに合わせる」があります。

X・Y・回転・サイズ・縦横比・ぼかし

パラメーターを動かすと。Xで左右、

Yで上下に位置を移動できます。

回転は文字通りマスクが回転します。

サイズも文字通りマスクのサイズが大きくなったり小さくなったりします。

縦横比
数値をプラス方向に動かすとマスクは縦長に、マイナス方向に動かすと横長になります。

ぼかしはマスクの輪郭をぼやかすことができる機能で。
0でぼかしがない状態。値が大きくなるほどマスクの境界がぼやけます。

マスクの種類

マスクの種類は

定形の図形6種類と「背景」「ファイルからの選択」「シーンからの選択」の計9個あります。

定形図形の説明は省略します。
残りの3つですが。

背景

背景とありますがクリッピングのようです。
それとサイズと縦横比は反応しません。

X・Y・回転・ぼかしのGIF を順番に乗せておきます。

 

ファイルから選択

用意した画像などでもマスクをかけることができます。

マスクの種類のタブメニューから「ファイルからの選択」を選び。
その右にある選択ボタンを押すとエクスプローラーが現れますので。
そこからPC にある画像を選択します。

ここでは酔っ払いおじさんの画像に先程のカメラを向けた女性をマスクとしてかけてみます。

すると以下のようになりました。

シーンから選択

シーンについては簡単に解説したものがありますので。
ここに引用しておきます。

「Root」ボタンの使い方 シーン

拡張編集の左一番上に「Root」というボタンがあります。
これはある場面を『シーン』として何度も呼び出せるようにする機能」です。
つまり動画や音声を保存しておいてそれを呼び出して貼り付けるというものです。

「Root」をクリックすると以下のようなたくさんの「シーン」が現れます。

補足

Rootボタンを押しても以下のような「シーン」メニューが現れない場合。
本体ウインドウのメニューバーから「表示」をクリック→「常に手前に表示」のチェックを外してみてください。

それでもだめな場合は
拡張編集(タイムライン)になにかのオブジェクトを追加し。
そのデータを
タイムライン上のなにもないところをクリック→「ファイル」→「オブジェクトファイルのエクスポート」をクリックします。
するとエクスプローラーが出てきますので適当な場所に名前をつけて保存をします。
拡張子は.exoです。

エクスポートしたら本体ウインドウの「ファイル」メニューから「閉じる」を選択します。
すると本体ウインドウが白っぽくなります。

その状態でタイムラインン上を右クリックすると。
新しく「新規プロジェクトの作成」というメヌユーが一番上に出ているのがわかると思います。

これをクリックし。

出てきたボックスに適宜数値を入れOKボタンをクリック。

次にエクスポートしてあったファイルをインポートして呼び返します。

すると本体ウインドウが以前の様に黒くなります。
もう一度タイムライン上をクリックすると以下のメニューが現れます。

「新規プロジェクトの作成」というメヌユーがなくなっています。

ファイル→「オブジェジェクトのインポート」をクリックしてエクスポートしたファイルを呼び戻します。

そこまでやるとRootボタンをクリックするとシーンメニューが出てくると思います。

例えば「Scene1」をクリックすると新しいタイムラインが出てきますので。
そこで動画を編集し、自分で決めた名前をつけます。

名前の付け方ですが。

左側のレイヤーの名前が書いてあるところを右クリック→「レイヤー名の変更」をクリックし。
出てきたボックスにレイヤー名を書き込み{OK}をクリックすれば名称が変更され。
今の場合ですと「Scene1」ではなく「テスト」が表示されました。

また名前の変更は「Root」の部分を右クリックすることで出てくる「シーンの設定」をクリックし


出てきたダイアログでも出来ます。


ここではさらに詳細な設定ができまして。

画像サイズ
シーンの解像度を指定することができます

アルファチャンネルあり

ここにチェックを入れるとシーンの何も無い部分をアルファチャンネル属性(透明)に変更できます
つまりとRootで作った映像の上にレイヤーを重ねてもそのオブジェクトがRootで作ったオブジェクトで見えなくなることはありません。
ただしMP4動画ファイルではアルファチャンネルは使えません。

シーンの挿入

シーンを挿入するにはタイムライン上で「右クリック」→「メディアオブジェクトの追加」→「シーン」をクリック。
するとシーンの「映像部分」だけを挿入できます。

同じ様にタイムライン上で「右クリック」→「メディアオブジェクトの追加」→「シーン(音声)」で、シーンの「音声部分」だけを挿入できます

なお「シーン」をクリックした際。同時に出てくる「シーン設定」のダイアログで「シーン選択」ボタンを9クリックすることでシーンを変更することも出来ます。

 

何度も同じシーンを繰り返したい場合。
シーン機能を使用しないと、いちいち同じシーンのオブジェクトを全てコピーする必要があります。。
シーンを使えば簡単に追加できますので非常に楽です。

シーンは使いこなせるととても便利です。
なので丸々引用してありますが。
本論は以下からです。

今回の場合は予めシーンにマスクを設定しておきます。

Rootボタンをクリック。

出てきたメニューから仮にscene1をクリック。
新しいタイムラインが出てきますのでそれにオブジェクトを入れていきます。
今回はこの画像をシーン1に入れ。
「マスクテスト」という名前をつけました。

 

シーンの設定はRootボタンを右クリックすると「シーンの設定」が出てくるのでそれをクリック。


出てきたダイアログにシーン名や画像サイズを入れていき、OKボタンをクリックすると保存されます。

それで。
酔っぱらいおじさんの図形オブジェクトに
以下のようにマスクテストというシーンでマスクを掛けると

こうなります。

また図形を2つ合わせてマスクを掛けたい場合などシーンにその形を作って置くと2つの画像の形でマスクを掛けることが出来ます。

シーンにこのような図形の組み合わせを作る。

Rootに戻って酔っぱらいおじさんの画像にシーンでマスクを掛ける(オブジェクトから追加→フィルタ効果→マスク)と以下のようになります。

マスクの追加

この様にシーンでマスクを呼び出す方法もありますが。
マスクとしてよく使うものは「マスクの種類」に追加することが出来ます。

AviUtlのフォルダ内に「figure」というフォルダを新たに作成します。

そこに例えば以下のような画像を入れて、「円と五角形」という名前をつけておきます。

すると「マスクの種類」に「円と五角形」が追加されているのがわかります。

 

マスクの反転

「マスクの反転」にチェックを入れるとマスクをかけていた部分が隠れ、かかっていなかった部分が見えるようになります。

これを反転させるとこうなります。

 

元のサイズに合わせる

「元のサイズに合わせる」にチェックを入れるとオブジェクトに合わせてマスクの大きさが調整されます。

マスクと図形の関係

図形にマスクを掛けて動かす場合。そのままでは以下の様になります。
以下は直線移動。

画像とエフェクトが別々に動くようにするには図形オブジェクトに「オフスクリーン」エフェクトを掛けます

その状態で

マスクを固定し図形だけ動かす(直線移動)と以下のようになります。

図形を固定し、マスクを動かす(直線移動)と以下のようになります。

 

ということで。
短いですが・・・クリッピング関連のエフェクトの解説を終わります。

次はぼかし

AviUtlのすべてのエフェクトについての解説④ぼかし・境界ぼかし・モザイク

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