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AviUtlのすべてのエフェクトについての解説①色系エフェクト

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AviUtlのすべてのエフェクト①色系エフェクト

エフェクトを習熟していくのは楽しいですね。
確実に押さえて、自由自在に動画作成ができるための基礎力にしていきたいものです。

AviUtl タイムラインの使い方④エフェクトのかけ方

今記事では全てもエフェクトの中でも色に関係するものを網羅的に見ていきたいと思います。

エフェクトはその性質によってある程度分類ができたりしますので。
まとめられるものはまとめて紹介していきたいと思います。

色調補正・色ずれ・単色化・グラデーション・縁取り・拡張色・特定色域変換・

色に関連するエフェクトは上記のものです。
以下ひとつひとつ見てきます。

色調補正

明るさ、コントラスト、色相、輝度、彩度をダイアログのパラメーターで変更することが出来ます。

なお色調補正を表示させるやり方は3つありまして。

一つは「メディアオブジェクトの追加」→「フィルタ効果の追加」→「色調補正」

もう一つは「フォルダオプションの追加」→「色調補正」

ですが「フォルダオプションの追加」メニューの中には「色調補正」が2つありまして。

「メディアオブジェクトの追加」から表示させたものと「フォルダオプションの追加」メニューの中の
上にあるものは同じ設定ダイアログが表示されますが。
デフォルトでのパラメーターの値は色相が0ですがほかは100になっています。
自然状態が100になっているということです。


「フォルダオプションの追加」メニューの中の下の方の「色調補正」の設定ダイアログには違うパラメーターがあります。
またデフォルトではすべてのパラメーターの値は0になっています。

また。

ただ先に述べた2つのパラメーターでは数値は0~200まで設定できるようになっています。(色相だけ-360~+360)
最後の「フォルダオプションの追加」メニューの中の下の方の「色調補正」の設定ダイアログでは
-256~+256の範囲で設定されています。

各パラメーターを解説していきます。
基本同じパラメーターを持つ2つの「色調補正」のダイアログを使って説明します。
「フォルダオプションの追加」メニューの中の下の方の「色調補正」で
他の色調補正と違う項目は「ガンマ」「色の濃さ」「色合い」ですが。
さほど変わらないので。
こちらは省略します。

明るさ

明度を調整することが出来ます。

明度とは。

色の三属性の一つ。 物体面(物体色)の明るさを表すもので,反射率100%の白色の面の明度を10として,0〜10の数値で表示される。 無彩色は明度だけをもち,黒〜灰〜白の順で明度が高くなる。 有彩色でも色相により,また同じ色相の色でも明度に差がある。(コトバンク)

パラメーターを動かすと以下のようになります。

コントラスト

値を上げていくと明るいものはより明るく、暗いものはより暗く。
周りの色との差異をハッキリさせメリハリをつけることが出来ます。

コントラスト(contrast)とは、

並置されているものごとや近縁のものごとと、著しく異なっていること。「対比」。
色・トーン・形などの差違のことで、視覚効果(en:visual effect)、デザイン、イメージなどに役立てられるもの。視覚的な特徴の差。(ウィキ)

パラメーターを動かすと以下のようになります。

色相

色相では赤・青・緑などの色合いの調整することができます。
 数値はー360から360まで設定でき、初期設定では0になっています。
色相とは赤、青、緑のような色味の違いのことを表します。色相はイメージの違いを最も表現することが出来る属性です。
パラメーターを動かすと以下のようになります。

輝度

明るくなることはなるんですが「明度」とは違います。
非常にわかりにくかったんですがわかってみるととても大切なことだとわかりましたので。

少し長めの解説になります^^;

「明度」は、単に色の彩度を変えたもの。
「輝度」は、色による明るさの違いを考慮したもの。

であると言えます。

それは実際的には変換式が違うからなんですが・・・

明度 = (RGBの最大値+RGBの最小値)÷2
輝度 = 0.299×R + 0.587×G + 0.114×B (≒ 0.3R+0.6G+0.1B

暗めにしたり明るくしたりするとわかります。

これは「明度」を40にしたもの。

 

これは「輝度」を40にしたもの。

これは「明度」を最大200にしたもの。

これは「輝度」を最大200にしたもの。

「輝度」の方は花がくっきりと見えています。

モノクロ化するときなど「明度」を使ってしまうとただただ暗くなったり明るくなったりするだけです。
しかし「輝度」を使えば。
明るさがカラーのものと近くなっていてコントラストもメリハリがあるものになります。

色相の総体を順序立てて円環にして並べた色相環でさらに見てみましょう。

「明るさ(明度)」のパラメーターを動かすと。

「輝度」でパラメーターを動かすと。

違いをよく理解して活用したいものです。

彩度

彩度(さいど、英: colorfulness, chroma, saturation)は、色の三属性の1つで、色の鮮やかさの尺度である彩度は基本的に、色空間の中央軸(無彩色軸)からの距離である。 無彩色(白・黒・灰色)で0となり、無彩色軸から離れるにしたがい増し、純色で最大となる。(ウィキ)

 

「彩度」のパラメーターを動かすと以下のようになります。

画像でやるとこんな感じです。

飽和するにチェック

これにチェックを入れると極端に明るくしたり暗くしたりしたような場合。
少しだけマイルドな感じの色になります。

単色化

色を単色化させるエフェクトで。
設定ダイアログの。
「強さ」数値が100に近づくほど単色に近づき。
100で完全に単色になります。
また「色の設定」ボタンを押すとカラーパレットが開くので
そこで色を選ぶとその色が画面に覆いかぶさるようになります。
一番下の「輝度を保持する」はデフォルトではチェックが入っています。
もしこのチェックを外すと単色化したときにベタッとして判別のつかない画像になってしまいます。
輝度については記事の上の方で詳しく解説をしましたが。
単色化する場合「明度」ではなく「輝度」で処理しなくてはなりません。
「色の設定」を黄色にし輝度を保持した状態で「強さ」のパラメーターを動かすと以下のようになります。
「輝度を保持する」のチェックを外すと以下のようになります。
強さを100にすると画像が消えてしまいます。

 

色ずれ

「色ずれ」は
画像や文字などのオブジェクトにある色を赤・青・緑のそれぞれの成分に分解し。
それをずらして表示させることができるエフェクトです。

わかりやすくするために図形オブジェクトの「背景」を白にしてその下にテキストオブジェクトを入れました。
そしてテキストオブジェクトの設定ダイアログから「色ずれ」エフェクトを呼び出しました。

色ずれの設定ダイアログには4つの項目があります。

ずれ幅

デフォルトでは5に設定されていて
その数値を大きくするほど分解した成分の幅を広げることができます。

ずれ幅5

ずれ幅100

 

ずれ幅200

角度

初期値0の場合上記のように縦に広がりますが。
数値を大きくしていくと横にずれていきます。
その角度を調整できます。

ずれ幅200で角度パラメーターを動かしてみます。
回転していくのがわかると思います。

強さ

これは色ずれの文字の濃さを調節するものです。
強さを弱めていくと別れていた色がもとの文字に戻って行きます。

 

色ずれの種類

これは色ずれのうち何をずらしていくのか。
赤・青・緑のうちから2つずつ選んでいくというものです。
6種類あって一番下のボックスのプルダウンメニューから選んでいきます。

例えば

 

赤緑B

 

緑青A

というように少しづつ変わっていきます。
ちとしょぼいですが^^;

たくさんの色が入っている画像などは「色ずれ」エフェクトを掛けるとインパクトがあります。
以下「色ずれ」パラメーターを適宜変更し、「ずれ幅」のパラメーターを動かして見ると以下のようになります。

なお黒い色だけのものは色ずれしませ

グラデーション

グラデーションエフェクトでは文字や画像などのオブジェクトにグラデーションをかけることができるます。
この設定ダイアログの設定項目について一つ一つ見ていきたいと思います。

強さ・開始色と終了色・合成モード

「開始色」「終了色」それぞれボタンをクリックするとカラーパレットが出てきますのでそこから色を選んでいきます。

「強さ」のパラメーターを動かしていくと数値が大きくなるほどグラデーションが濃くなります。

開始色を「黄色」にし、終了色を「赤」にすると合成モードを「通常」にし
強さだけを他のパラメーターをいじらない状態では)以下の様になります。

なお「輝度」を選択した場合は極端に濃くした場合でも画像が塗りつぶされずに見えます。
ただグラデーションは黒っぽくなりました。

合成モードについて詳しくは以下の記事を参照してください。

中心X・中心Y・角度・幅

「角度」グラデーションの境い目となる部分の角度を調整できます。

0で境目が平行。90で垂直になります。

 

「中心X」は境い目となる部分を横方向(左右)に移動させることができます。

ただ境目が水平のときには移動しません。

「中心Y」は境い目になる部分を縦方向(上下)に移動させることが出来ます。

ただ境目が垂直のときには移動しません。

「幅」は境目の太さのことをいい。
数値がゼロのときは境目が曖昧でなくくっきりしています。
数値が大きくなるほど境目が広くなります。

グラデーションの形状

「グラデーションの形状」のプルダウンメニューを開くと
線・円・四角形・凸形4種類のメニューが出てきます。

動画オブジェクトを挿入し。
中心Xを直線移動させ、角度をつけ幅を広くし。
開始色を「黄色」終了色は「色指定なし」に設定してあります。

順番にメニューを選択していくと次のようになります。

四角形

凸形

拡張色設定

オブジェクトの色を細かく調整することができます。

設定ダイアログはデフォルトでは以下のようになっていますが。
真ん中下の「RGB⇔HSV」ボタンをクリックすると切り替えることが出来ます

RGBとHSV

Rは赤(Red)の成分
Gは緑(Green)の成分
Bは青(Blue)の成分
RGBはこれらの調整をすることが出来ます。
Hは色相(Hue)
Sは彩度(Saturation)
Vは明度(Value)
HSVはこれらの調整をすることが出来ます。

開始色・終了色

「開始色」「終了色」それぞれボタンをクリックするとカラーパレットが出てきますのでそこから色を選んでいきます。

色を選びRGBとHSVのパラメーターを直線移動(それでなくても変化をつける)にしてから
「開始色」「終了色」を選ぶと「開始色から」「終了色」で選んだ色に向かって色が変わっていきます。

文字に「白」→「赤」の拡張色設定をした場合。
以下のように色が変わるのがわかると思います。

テキストオブジェクトの場合、色の設定が「文字色の設定」と「影・縁色の設定」の2種類ありますので。
拡張色設定を2つつけた場合。
上1つ目が文字色の設定、2つ目が影・縁色の設定に対応します。

例えばテキストの設定ダイアログで「縁取り文字」を選択し。

その上でパラメーターが移動できるような設定を行います。

そうしないと「終了色」を選ぶことが出来ません。

それから。
まず1つ目の設定ダイアログで「開始色」を白、「終了色」を赤。
2つ目の設定ダイアログで「開始色」を青、「終了色」を水色に設定。

すると以下のようになります。

縁取り

先程テキストオブジェクトを設定ダイアログにある「縁取り文字」を選択して縁取りを行いましたが。
「縁取り」エフェクトを使うとより詳細に設定を行うことが出来ます。

設定項目は
サイズ・ぼかし・縁色の設定・パターン画像ファイル
の4つです。

サイズ

縁のサイズを調整することが出来ます。

ぼかし

縁のぼやけ具合を調整することができます。

縁色の設定

「縁色の設定」をクリックして出てきたカラーパレットから縁の色を設定できます。

縁の色を緑にした場合。

パターン画像ファイル

設定ダイアログ左下にある「パターン画像ファイル」ボタンをクリックし、画像を選択するすると
縁を指定の画像の柄にすることができます。

例えば以下の画像を選択すると

こんな感じになります。

他にもグラデーションと組み合わせたりミラーを加えたりしてエフェクトを追加していくことで様々に遊ぶことが出来ます。

特定色域変換

設定ダイアログは以下です。

特定色域変換をおこなうにはまず「変換前の色の取得」ボタンをクリック→オブジェクトの中で変換したい色の部分をクリックします。
元画像は以下です。

花の色を変えることにして花の明るい部分をクリックします。
クリックした点の色が「変換前の色」です。

そしてその色に該当する色の部分が黒くなります。

次に、「変換後の色の取得」をクリックします。

その上で変えたい色の部分をクリックします。
画像の中から選んでも良いですが。
これは別に変換前の画像から選ぶ必要はなく。
予め要したものでも良いです。

例えば以下の色を用意してそれをクリックします。

するとその色が反映されます。

色相範囲・彩度範囲・境界補正

「色相範囲」はその値を高くすると、変更される色の範囲が広くなります。

「彩度範囲」はその値を高くすると、変更される色の彩度の範囲が広がります。

境界補正は変換後の色の境界部分を広げることができます。

以上で色系のエフェクトは全てです。


次は別記事で。

光と影系のエフェクトについて解説をします。

AviUtlのすべてのエフェクトについての解説②発光・閃光・拡散光・グロー・ライト・シャドー(光と影)

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