ワードプレスは非常に不安定なCMSで。
データが消失したなどという話を私も身の回りで聞くことがあります。
CMSは自分の手元にコンテンツを置いておくことができないためそのようなことが起きるわけです。
またCMSのシステムに依存しますので様々な制限があります。
例えば今までWordPressの投稿エディタはTinyMCEでしたが、
今回5.0からデフォルトのエディタが「Gutenberg」というものに変わりました。
大本の操作にはあまり違いがありませんが。
使い勝手が違っててなれるまでに少し時間がかかりそうです。
またいままで使っていたプラグインやテンプレートが使えなくなったり不具合が生じたりと。
その手直しにも時間がかかります。
そういう点で私はまず取り掛かるんだったら自分でホームページ作成/システムを自分で構築するやり方をおすすめしています。。
コンテンツ作成作業がオフラインでできますのでデータを手元においておくことも出来ます。
しかしすでにワープレスなどを使っている方は
作ったコンテンツがまるごと消失したなんてことが起きても大丈夫なよう
さまざまな更新の際にはバックアップをしっかりと取っておくのは必須と言えます。
バックアップのとり方
ファイルとデータベース
WordPressのデータには
『ファイル』と『データベース』
の2種類があります。
ファイルには
WordPress本体とかテンプレートとかその他外観などの全体的な骨組み情報が入っていて。
ウェブサイトがどういう風に動くのかどのように表示されるのか、を決めています。
例えばサイドバーの構成をどうする、例えば最新記事は5つ表示をするとか、人気記事はその下に10表示をするだとか。
を決めるんです。
データベースには
誰が書いたか・いつ書いたか・いつ更新したか・下書きなのか、公開されているのか
カテゴリはなんでタグはなんでタイトルは何か
そのコンテンツはどういうものなのか
更には記事の装飾(色、文字サイズ等)などがそれぞれ保存されています。
つまり記事のコンテンツが収納されているのがデータベースです。
このファイルとデータベースの2つとも。
バックアップする必要があります。
エックスサーバーでのバックアップ方法
エックスサーバーでのバックアップについて解説をしていきます。
エックスサーバーは一押しデス^^;
その詳細については以下の記事を参考にしてください。
ファイルのバックアップ
エックスサーバーのサーバーパネルにログインをし。
「アカウント」という項目にある「バックアップ」をクリック。
クリックすると別画面が出てきます。
「ホームディレクトリ」という項目と、その下に登録した各ドメイン名が表示されています。
「ホームディレクトリ」には全てのデータ保存されていて。
各ドメイン名のところにはそのドメイン毎のデータが保存されています。
すべてのデータをバックアップするには「ホームディレクトリ」の項にあるダウンロードをボタンをクリックします。
すると自動的にダウンロードが実行されて。
画面右下に
と出てきますので本当にダウンロードされたかどうかを確認するために。
1をクリック。出てきた画面から「フォルダを開く」をクリックし。
指定フォルダにファイルが存在するかを確認します。
フォルダを作りそこに格納するのがおすすめです。
私は外付けのハードディスクの中にバックアップというフォルダを作り。
そこに入れています。
ちなもにバックアップの場合PCだけではなく外付けハードディスクやクラウドのも保存をしておくことをおすすめします。
パソコンが突然クラッシュするなんてことはよくあります^^;
データベースのバックアップ
データベースのバックアップ方法は。
同じくサーバーパネルの中にあるデータベースという項目にある【MySQL設定】をクリックします。
すると以下のような画面が表れます。
その中の手動バックアップをクリック。
すると以下のような画面に切り替わります。
圧縮形式をgz形式に変更をしてから一つ一つ「エクスポート実行」をクリックしていきます。
終了したらバックアップデータを日付を入れた新しいフォルダにまとめておきます。
これで完了です。
まとめ
バックアップをマメにすることでCMSの突然の不具合によるデータ消失を防ぐことが出来ます。
ワードプレスなどのCMSを使っている方はバックアップは必須です。
特に面倒くさいことはないので。
プラグインやWordpressの更新を行う前に必ずバックアップを取ることをおすすめしておきます。
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