前回の記事は以下
増殖関連エフェクトミラー・画像ループ)
メディアオブジェクトの追加→フィルタ効果の追加→ミラー・画像ループ
エフェクトに関する基本事項は以下を御覧ください。
なおミラーや画像ループは画像が大きすぎるとエフェクトの効果が反映されません。
ミラーエフェクトではAviUtl本体メニューに有る「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」で設定をした
最大画像サイズの半分の大きさまでしか反映れませんし。
画像ループの場合にはループして増殖した全体画像が最大画像サイズ以上になるとぼやけてしまいます。
ミラー
オブジェクトとオブジェクトを鏡に写したものが一緒に表現ができるエフェクトです。
設定ダイアログは以下。
パラメーター3つとミラーの方向、中心位置の変更があります。
中心の位置を変更・ミラーの方向
中心の位置を変更:「中心の位置を変更」にチェックを入れると
オブジェクトの中心から「ミラーも含めたオブジェクトの中心」に中心の位置が変更されます。
ミラーの方向:鏡に映る画像の方向を指定します。
メニューは4つ。
それぞれ選んでいくと以下のようになります。
透明度・減衰・境目調整
次にパラメーターについて見ていきます。
GIFはミラーの方向は右側、「中心の位置を変更」にはチェックを入れておきます。
透明度:ミラーに写ったものの透明度を調整することが出来ます。
減衰:全体の透明度が一律に変わっていくのではなく。
端から徐々に透明度を変えていきます。
境目調整:本体と鏡に写った画像の距離を調整することができます。
画像ループ
画像・テキスト・図形・カスタムオブジェクトなどを複製士並べることができるエフェクトです。
設定ダイアログは以下。
パラメーターが4つと「個別オブジェクト」があります。
横回数・縦回数
オブジェクトをコピーして並べる数を設定します。
横回数の数値を増やすと、横にコピーが増えていき
縦回数の数値を増やすと縦にコピーが増えます。
速度X・速度Y
速度X・Yのパラメーターは上下左右斜めなど動く方向と、1フレームあたりに進む距離(px)を調整することができます。



個別オブジェクト
個別オブジェクトにチェックを入れると
コピーされたオブジェクト一つ一つがそれぞれ独自のオブジェクトとして認識されます。
さきほどのGIF はチェックを入れない状態で動かしましたが。
チェックを入れると以下のようになります。
以上増殖関連エフェクトの解説をしました。
画像ループの方は思い通りにするためには少し手を動かして触ってみることが必要かと思われます。
組み合わせでかなり違って見えます。
例えば画像と画像の間をもう少し広げたい場合。
その場合は「領域拡張」エフェクトを「画像ループ」エフェクトの上に置いて
「領域拡張」のパラメーターで上下左右の幅を調節することが出来ます。
「領域拡張」は画像ループエフェクトの設定ダイアログの右上+マークをクリック→基本効果→領域拡張で挿入することが出来ます。
また挿入すると下にきますのでその場合は
設定ダイアログ上を右クリック→フィリた効果を上に移動をクリックすると上に上がります。
試しに領域拡張の左パラメーターを動かしてみると
数値が大きくなるほどオブジェクトとコピ-の間隔が開いていくのがわかります。
次の記事は以下。
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