MPC-BEは非常に使いやすい動画再生ソフトです。
最近は私はこれ一択なんですが。
今回はこのソフトについてまとめてみます。
MPC-BEとは
「MPC-BE」は「Media Player Classic Black Edition」の略で黒いメディアプレーヤーです。
「Media Player Classic-HC」をベースとして「MPC-HC」にあった軽量さなどのよい部分を残しつつ。
オープンソースで開発されているソフト なのでユーザーや開発者による機能の改良や追加が行われています。
「MPC-HC」は開発を中止していますので。
「MPC-HC」にあった機能が改悪されたり削除されたりして。
「MPC-BE」は良くないという方もいますが。
それは開発途中だからってのもあると思います。
それぞれの良さはあるにしろ。
内部フィルター・デコーダーが大幅に強化されて
再生出来る動画が増えましたし、インターレース処理が正確になったりしましたので
今は私は「MPC-BE」一択ですね^^;
もちろん好みで自分の用途に合わせて選択すべきです。
いずれ、どちらも動作が軽快で起動もスムーズ。
読み込み可能な動画形式とコーデックの種類が豊富で
多機能なのにシンプルと言うすぐれものです^^;
ダウンロードの仕方
MPC-BEは、日本語にも対応しているんですが。
英語のダウンロードページからダウンロードをした場合。
そのままインストールをすると英語表示になってしまいます。
日本語化するのに一番手っ取り早いのは日本語で書かれたサイトからダウンロードすることです。
クリックしてダウンロードしたファイルをインストールした場合そのまま「次へ」をクリックしていけば日本語で表示されるようになります。
使用許諾契約書に同意し。
インストール先を決めてインストールするだけです。
英語のダウンロードページからダウンロードした場合、
「翻訳」にチェックが入っていません。
チェックが入っていないと仮に一番最初に出てくるダイアログの「言語の選択」が日本語になっていても日本語にはなりません。
日本語や英語以外の言語を使用したい場合はチェックを入れる必要があります。
「翻訳」にチェック以外は「次へ」を順番にクリックしていけばよく。
余計なソフトが勝手にダウンロードされることもありません。
「MPC-BE」の設定とそれらの使い方
ダウンロードが終わるとデスクトップにアイコンが出ますので。
それをクリックすれば起動できます。
使い方はシンプルです。
画面下にあるボタン
は左から順番に。
再生
停止・閉じる
前へ
次へ
コマ送り・ジャンプ
クイック再生・最近使ったファイル
音声の言語・オプション(AUD)
字幕の言語・オプション(SUB)
音声のミュート
音量調整
ですが。
- 「クイック再生・最近使ったファイル」はクリックするとエクスプローラーが開き、ファイルを呼び出せます。
- 音声の言語(AUD)ボタン・字幕の言語(SUB)ボタン
はDVDなどを再生するときに字幕に日本語を入れたりするのに使います。
DVDやブルーレイなど、またはYouTubeなどネット動画の再生時。
対応した音声や字幕であればクリック一つで切り替えが可能です。
画面上をクリックする
クリックひとつで動画を再生・停止することができ。
またダブルクリックすると全画面表示に拡大されます。
ただしデフォルトの画面は小さく。
ダブルクリックして全画面表示にすると下のボタンやシークバーが見えなくなりますので。
画面を大きくしておいたほうが良いと思います。
再生時の動画サイズの指定
画面を大きくするには
表示→一番下のオプションをクリック。
出てきた画面の「再生」をクリックして出てきたのが以下の画面。
ウインドウサイズの字s道拡大にチェックを入れ。
その右の灰色のボックスのプルダウンボタンをクリックすると出てくるメニューの中から100%か自動調整を選択しOKを押します。
シークバー(スライダーバー)
シークバーは以下
音声や動画の再生ソフトの中で
現在の再生位置を小さな印で指し示すもののことを言います。
この表示・非表示を表示→シークバーをクリックすることで切り替えられます。
シークバーをいじりたい場合はオプション→インターフェースをクリックして出てきた画面から調整していきます。
再生関連
DVD・ブルーレイの再生
ファイル→DVD/BDを開くをクリック
出てきたエクスプローラーから動画を選びます。
Youtubeなどネット上にある動画の再生
ファイル→ファイル/URLを開くをクリック。
すると以下の画面が出てきますので。
ボックスに動画がある場所のURLをを入れてOKボタンをクリックすると再生されます。
それでユーチューブやニコ動の画質やコンテナ(表示形式)を決めたい場合は
先ほどのオプションをクリックして出ててきた画面のうちから「動画共有サービス」をクリックすると
設定画面が出てきますのでそこで調整します。
スキン(ツールバー画像)のボタン変更・色変更が可能。
デフォルトではスキン(ツールバー画像)のボタン外貨のようになっています。
ただ小さいですよね。
そこでスキンを変更することが可能なので変更してみます。
変更するには
ヘルプ→ツールバー画像をダウンロードをクリック。
出てきたページにあるものから選んでダウンロードします。
ただそのページだとダウンロード先しかなく分かりづらいので。
それがちと目障りという場合は
以下のページからでもダウンロードすることができます。
この場合は画像が表示してありますので。
わかりやすいです。
それをダウンロードしたら次にそれをMPC-BEのフォルダに入れます。
フォルイダの中。
その上でmpc-be.exeをクリックして起動させると以下のようになりました。
ボタンのサイズが大きくなってかっこよくなります。
動画ファイルの関連付け
デフォルトでは動画ファイルの拡張子を関連付けしていので手動で行う必要があります。
オプション→形式を選ぶと以下の画面になります。
関連付けだけは管理者権限での操作をしなくてはいけませんので。
最初に[変更]ボタンをクリックし、管理者権限を有効にします。
チェックを入れると以下の画面に切り替わります。
動画だけ、音声だけにチェックを入れることもできますが。
「すべて」をクリックするとほとんどすべての拡張子にチェックが入ります。
チェックを入れた拡張子の動画はMPC-BEから再生できるようになります。
動画毎に新しいウィンドウで開くようにするかどうか
メニューの「表示」→「オプション」を開いて、左メニューの「プレイヤー」を選択、
すると以下のような画面になります。
ここで別の動画を同じプレーヤーで見るのか新しいプレーヤーを起動してみるのかどうか
を決めることができます。
「新規プレーヤーで開く」にチェックを入れると別の動画を再生しようとすると次々に新しいプレーヤーが出てきます。
再生中の動画情報の見方
「右クリック」→「レンダラの設定」→「統計情報を表示」にチェックを入れると
以下のようになり現在再生されている動画の情報が出てきます。
また同じく「右クリック」→プロパティをクリックし
出てきた画面から「メディア情報」を選択すると
読み込んだ動画全体の情報が出てきます。
内部フィルタ・外部フィルタについて
MPC-BEは最初に書いたとおり、常に改定されていってます。
特に大きく改良されたのは内部フィルタで。
内蔵フィルタやコーデック類が大幅に改良されています。
以前はそこに問題があって外部フィルタを導入したほうが良かったんですが。
現在はデフォルトの状態でも十分使えると思います。
もし入れるとすればffdshowですが。
ffdshowとは?
ffdshowはDirectShowやVideo for Windows(VFW)に対応したコーデックです。XdivやDivX、H.264など、多彩なファイル形式に対応しています。また、リサイズやデインターレース、字幕表示などに対応し、動画/音声をより高品質に再生できる強力なフィルターも備えています。
今記事では省略します。
まとめ
BPC-BEは動画再生ソフトの中で多機能でしかも軽いスグレモノ。
しかも改良が進んでいて。
どんどん使いやすくなっています。
この記事は2019-04-03の時点での最新版の紹介です。
過去に書かれた記事を参考にさせていただきましたが。
それらの記事で欠点とされているものの多くが修正されていると感じました。
今後も改良が進んでいくと思われますので。
大きな変更がありましたらばまた記事にしていきます。
説明を省いているところもありますので。
それらは必要に応じて今記事にて追加していきたいと思います。
今回はここまで。
この記事へのコメントはありません。